MY TRAVEL UNPACKED
500年以上もヴェネツィアを見守ってきたムーア人の時計台・・・
ムーア人の時計塔(Torre del'Orologio)は、1499年の完成から500年以上もの間ヴェネツィアを見守ってきた時計。
大理石とラピスラズリでできており、青地に金色の星座表とローマ数字が刻まれた大時計。前面に半円の張り出しテラスを持った聖母子像、ヴェネツィアとその守護神聖マルコのシンボルである有翼のライオン、屋上には大きな鐘とそれを打つカラクリ式のムーア人像2体がある。鐘が鳴る際、このムーア人が打ち鳴らすことから、「ムーア人の時計台」と呼ばれている。ムーア人が鳴らすところは必見。
ゲーテやバイロンなどが愛したカフェラテ発祥の最古のカフェ・・・
1720年創業でカフェラテ発祥のお店としても有名な、最古のカフェ「Cafe Florian(フローリアン)」。ゲーテ、プルースト、ディケンス、バイロンなど、そうそうたる面々がここを訪れたといわれる。
サンマルコ広場に面しており、広場にもオープン席が用意され、生演奏のミュージックを聴きながら、コーヒーやお酒を堪能できる。(オープン席には別途チャージがかかります。)世界一美しいと称された広場ですばらしい生演奏を聴きながら、カフェラテ発祥の地で過ごす一時、まるでタイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。
Piazza San Marco,30124 Venice, Italy (San Marco) (地図を表示)
TEL:+39 041 5298711
サンマルコ広場
(Piazza San Marco)
フィレンツェ Florence
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
ナポレオンやゲーテが世界一美しい広場と賞賛した、優雅な生演奏や歴史的建造物に圧倒されるサン・マルコ広場。
サンマルコ広場の必見スポット
ヴェネツィア:その他の観光名所
ヴェネツィア近郊の観光都市
サンマルコ広場の地図と周辺スポットへのアクセス
サンマルコ寺院
(Basilica San Marco)
聖マルコに捧げられた寺院。金色とカラフルなモザイクは必見。
ため息の橋
(Ponte dei Sospiri)
世ため息の橋の下でキスをすると永遠の愛で結ばれるという言い伝えのある橋。
ドゥカーレ宮殿
(Palazzo Ducale)
世界最大の油絵が飾られる、ヴェネツィア・ゴシックの代表建築。ヴェネツィア映画祭の会場として有名な宮殿。
リアルト橋
(Ponte di Rialto)
ミケランジェロを抜いてポンテの案が採用されたカナル・グランデ大運河に架かる最古の橋。
ミラノ Milan
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
シエナ Shiena
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
ピサ Pisa
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
概要
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)は、回廊のある建物に囲まれたヴェネツィアの中心的広場。周辺にはドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などがある。ヴェネツィアの広場は方言でカンポ(campo)と呼ばれるが、サン・マルコ広場は別格とされ、ピアッツァ(piazza)と呼ばれる。世界で最も美しい広場とも言われており、観光名所のほか、海からの玄関口でもある。
サン・マルコは、ヴェネツィアの守護聖人である福音記者マルコに由来する。サン・マルコ寺院の聖堂の正面部分は柱廊に囲まれた台形になっていて、この台形広場(piazza)に、海に面したサン・マルコ小広場(Piazetta San Marco)が続いており、全体としてL字型になっている。小広場には2本の柱があり、それぞれ頂上にはサン・マルコの獅子の彫像と聖テオドーロの彫像がある。中世にはこの柱の間に死刑執行台を設置したため、ヴェネツィアっ子は柱の間を通り抜けないという。
■サンマルコ寺院 (Basilica di San Marco) 0m 徒歩0分 (行き方の地図)
■ドゥカーレ宮殿 (Palazzo Ducale) 190m 徒歩1分 (行き方の地図)
■ため息の橋 (Ponte dei Sospiri) 230m 徒歩3分 (行き方の地図)
■リアルト橋 (Ponte di Rialto) 550m 徒歩7分
ヴェネツィアは徒歩で移動できる場所に、観光名所が点在しています。世界中探しても似た都市。
サンマルコ広場に関するインフォメーション
広場見学の所要時間
約15分
カフェ・フローリアンに関する情報
所在地:Castello 5453 - 30122 Venezia
ホームページ(英語): http://www.caffeflorian.com/
*上記の情報は2013年1月現在のものです。現地にて予期なく変更される場合がありますので、ご注意ください。
1800年まで存在しなかったナポレオン侵攻成功の跡・・・
サンマルコ寺院の向かい側の一番短い棟部分は「ナポレオン翼」と呼ばれていて、ナポレオンがヴェネツィアに侵攻し、1807~1810年の間にそれまであった建物を取り壊させて建てさせてたもの。そのため、実はこの棟だけは1800前半まで存在しておらず、以前はサンソヴィーノ設計のサン・ジェミニアーノ教会という教会や他の建物がこの部分に建っていた。そのため、それ以前にサンマルコ広場を描いた風景画には、以前の教会の建物が描かれている。
また、ナポレオン翼の1階、コッレール博物館入口前の床には、ひっそりと、床面にかつて教会が建っていたことを記した石板が埋め込まれている。