​「芸術の都」「花の都」と呼ばれるパリ（Paris）はフランスの首都。パリは、ロンドンに次いで、世界で2番目に外国人旅行者が多く訪れる都市（2012年のマスターカードによる公表）、総合的な世界都市ランキングでもニューヨーク・ロンドンについて世界第3位の都市と評価された（アメリカのシンクタンク公表データ）ロンドンやニューヨーク、東京と並ぶ世界トップクラスの世界都市。​

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パリは、「芸術の都」が表すように、彫刻・絵画・ファッション・音楽など、様々な分野で世界に情報を発信し影響を与え続ける世界の中心的役割を果たしており、特にファッション文化ではパリコレクションやルイ・ヴィトン、クロエなど、世界中のファッションファンを虜にしてやまない。また、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリーゼ通り、サクレクールなどをはじめ、多くの観光名所がある。

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パリは、パリ盆地のほぼ中央に位置し、セーヌ川の中洲であるシテ島を中心に発達した。1コミューン単独で県を構成する特別市で、ルーヴル美術館を含む1区を中心に、時計回りに20の区で構成されている。時計回りの形から、「エスカルゴ」と呼ばれている。

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パリは約87km2の中心市街地と、西部のブローニュの森と東部のヴァンセンヌの森で構成されている。（東京・山手線は約63km2、ニューヨーク・マンハッタンは59km2）パリ市域の人口は217万人ほどで、近郊を含む都市の人口は1000万人を超えて、ロンドンを凌ぐEU最大の都市となっている。