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ミラノ
ファッショントレンドの発信地、大傑作「最後の晩餐」が眠る街
ミラノ(Milano) は、イタリアの首都ローマに次ぐ第2の都市で、北イタリアでは最大の都市。ミラノ県都であり、ロンバルディア州の州都でもある。世界的に有名なミラノコレクションなど、古くから服飾や繊維、ファッション産業が盛んな都市。人口は、約130万人。
ローマから電車で約4時間ほどのところに位置しています。
1162年に神聖ローマ帝国に破壊されたにもかかわらず、中世後期およびルネサンス時代には、ヴィスコンティ家とスフォルツァ家という2大貴族による統治下で繁栄します。特に、1450年から統治者としての地位を固めた軍人フランチェスコ・スフォルツァの息子ルドビコは、学芸の保護にも多大な関心を示し、現在ではミラノが世界に誇る世紀の大傑作「最後の晩餐」のレオナルド・ダ・ヴィンチを迎え入れ、彼はここミラノで約20年以上もの時を過ごし、この地にミラノ派という画派を生んだのです。
その後、1500年にフランス軍による占領後、スフォルツァ家は支配を続けるも、フランス、スイス、オーストリアに操られながらの統治となりました。スフォルツァ家が途絶えると、スペイン統治下の後、1714年にオーストリア・ハプスブルク家に帰属し、1796年に、ナポレオンにより「チザルピーナ共和国の首都となりました。
1815年には、ロンバルド・ヴェネト王国としてオーストラリアに戻されますが、「ミラノの5日間」という抵抗運動などを経て、1861年についにイタリア王国の一部となりました。
第二次世界大戦ではイギリスやアメリカなどの連合国軍による激しい爆撃の被害を受けましたが、戦後、急速な復興を遂げ、現在は世界都市の一つとしてみなされるようになりました。
このような歴史的背景から、ミラノは、ローマ、フィレンツェ、ヴェネチアといったイタリアのその他の都市のように古い歴史を感じさせる都市というより、現代的な都市という印象を与える都市であり、そこにまた他都市にない魅力を感じさせてくれています。
特に、ヴァレンチノ・ガラバーニが1971年にミラノにブティックを開店してからは、イタリアのファッションの中心がローマからミラノに移っていきました。
パリ・ニューヨークに並び世界のファッション界をリードするモダン都市ミラノとは・・・
ミラノの見どころ
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ファッション界をリードし、サッカーの聖地の「ミラノ」ってどんな所?
ミラノは、1~2日で歩いて観光できるほど、観光名所が中心に集まっています。イタリアの他都市と異なり、現代的でモダンな都市と言われるミラノですが、それでも、街中が私たちがイメージするようなヨーロッパの建物が建ち並んだとても美しい街ですので、是非、ゆっくり歩きながらその雰囲気を楽しんでほしいです。ミラノのハイライトであるドゥーオモや最後の晩餐はもちろんですが、教会もそれぞれ全く内装が違ったしますので、それぞれの背景や歴史を知りながら観光するとさらに興味深いものとなるでしょう。
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