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マテーラ
「天空の城ラピュタ」のイメージとなった、美しい洞窟住居都市
マテーラ(Matera) は、イタリア共和国のバジリカータ州マテーラ県の県都。岩壁を忌みうる「サッシ」と呼ばれる洞窟住居で有名な町。人口は、6万人弱。
マテーラにあるグラヴィナ渓谷には、擬灰岩に穴を開けて作られた洞窟住居サッシが何層にも重なって存在していて、8~13世紀にかけて、東方からイスラム勢力から逃れてきた修道僧が住み始め、130以上の洞窟住居を構えていたといわれています。ただ、この「サッシ」と呼ばれる洞窟住居が作られたかは不明で、旧石器時代の出土品も発見されているため、それ以前より人々が住んでいただろうといわれています。
その後、15~16世紀には、オスマン帝国を追われたアルバニア人やセルビア人などが移住し始めました。1806年以降は、マテーラからポテンツァに州都が移されたこともあり、マテーラ自体が衰退し始め、農民が住居として使っていた洞窟住居「サッシ」は、貧困の象徴とみなされるようになりました。輪をかけるように、第二次世界大戦頃からは、その不衛生さも指摘され始め、ほぼ廃墟となりました。
1970年代以降は、イタリア政府が、建築学上重要な住居として保存活動が開始され、現在は、25%ほどが住居やホテル、オフィスなどとして再利用されています。
1993年には、「マテーラの洞窟住居」として世界遺産に登録されました。
マテーラは、メル・ギブソン監督映画「パッション」の舞台となっただけでなく、マテーラを見た宮崎駿監督が「天空の城ラピュタ」を思いついたといわれています。
メル・ギブソン監督映画「パッション」の舞台となった世界遺産の街「マテーラ」とは・・・

マテーラの見どころ
モンペリエの凱旋門
サン・ピエール大聖堂
マテーラの見所は・・・??
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給水塔
洞窟住居サッシが広がる「マテーラ」ってどんな所?
モンペリエは、半日~一日で歩いて観光できるほど、観光名所が旧市街に集まっています。中世からの面影を残す旧市街は是非、ゆっくりと散策したいエリアです。モンペリエの中心部分のコメディ広場から旧市街の美しい町並みを堪能しながら、ペルー公園までたどり着くと、そこには平和な空間が広がっています。また、水道橋や、アムステルダムも落第したというヨーロッパ最古の医学部なども必見です。