MY TRAVEL UNPACKED
カルカッソンヌ
ヨーロッパ最大の城塞都市、中世にタイムスリップ
カルカッソンヌ(カルカソンヌ Carcassonne) は、フランス南西部のラングドック・ルシヨン地方のオード県の県庁所在地。古代ローマ時代の要塞都市として有名。人口は、わずか5万人弱。
カルカッソンヌのは、「シテ(cité)」と呼ばれる古代ローマ時代から発展した城塞都市と、下町(ville basse)の2区画から構成された町で、その間をオード川が流れています。城壁に囲まれた部分要塞都市部分は、19世紀に建築家ウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクにより修復され、1997年に「歴史的城塞都市カルカソンヌ」という名称でユネスコの世界遺産に登録されました。
シテの歴史は2500年にもおよび、城壁の塔の数52塔、城壁の長さ3キロ、修復工事の期間58年で、世界遺産登録後は、モン・サン・ミッシェルに次ぐ年間来訪者数(200万人)を記録するほどの、フランスの代表的な観光名所です。「カルカッソンヌを見ずに死ぬな」という格言がうまれたのも納得の観光地です。
カルカッソンヌという町の名前は、その昔、カール大帝がこの都市の攻略を断念し退散するときに、当時町を治めていた女性カルカス (Carcas) が勝利の鐘を鳴らした (sonner) ことに由来するという言い伝えが残っています。また、このときに篭城した市民が家庭に残っていた食材の豆、雑穀、豚や腸詰や鴨などの鳥獣肉を持ち寄って、まとめて大鍋に入れ煮込んだものが、カルカッソンヌの名を冠したカスールという鍋料理で、カスレのルーツになったと言われています。なお、現在では、一般的にカスレはトゥールーズの名物料理として知られています。
映画ロビンフットも撮影された、ヨーロッパ最大の城塞都市「カルカッソンヌ」とは・・・
カルカッソンヌの見どころ
名物料理カスレ
ヴィユー橋
*以下の各イメージ画像をクリックすると名所の詳細ページに移行します。
スペインの観光都市
フランスの人気観光都市
サン・ジメール教会
ヨーロッパ最大の城塞都市「カルカッソンヌ」ってどんな所?
カルカッソンヌは、ヨーロッパ最大の城塞都市とはいえ、3キロの城壁ですので、半日~一日で歩いて観光できます。ロビンフットをはじめ、中世を舞台とした映画のロケ地によく使用されるほど、中世の姿が残っています。町の中をゆっくり歩きながら、建物の美しさを堪能したり、城壁から見渡す市内の風景を楽しむのもいいでしょう。また、カルカッソンヌには名物のカスレのほか、美味しいチョコレートショップやクッキーショップなどもあります。
イタリアの人気観光都市
サン・ナゼール寺院
イギリスの観光都市
コンタル城
オード門
クッキーショップ
ナルボンヌ門
ダム・カルカス
リアルチョコレートショップ
土産物通り