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ナポリ
「ナポリを見てから死ね」と言われるほどの、世界三大夜景
ナポリ (Comune di Napoli) は、イタリア・カンパニア州の州都で、人口は約100万人。(近郊はなんと約300万人)。昔から人口過密が問題となっていますが、我々外国人が「イタリア」を想像する際の燦々と照る太陽と温暖な気候に、陽気で明るいイタリア人というイメージを生み出した街であり、言わずと知れた諺「ナポリを見てから死ね」に表される通り、世界三大夜景として有名な街です。
ナポリは、紀元前6世紀に古代ギリシア人によって植民地として築かれた市で、「新しい都市」という意味の「ネアポリス(Neapolis)」と呼ばれ、碁盤のように整備された町並みだったといわれています。その後、紀元前4世紀頃に古代ローマ支配下となります。62年と79年には地震により深刻な被害を受けたが、無事に復興しました。
11世紀にはノルマン人のオートヴィル家、その後、ポーエンシュタウフェン家、13世紀にはアンジュー家の支配の下、ナポリは繁栄していきます。その後、16世紀前半にアンジュー家が衰退すると、スペイン支配下となりました。18世紀以降はブルボン家の支配を受けましたが、1860年にイタリア王国に併合され、その後、他都市に比べて近代化の面で遅れをとり、次第に衰退していきました。
そのため、「ナポリを見てから死ね」という有名な諺に対し、「ナポリが死なないうちに見ておけ」という皮肉されあるほどです。それでも、世界中から多くの観光客を惹きつけるのは、その風光明媚な土地からでしょう。
ナポリといえば、夜景以外に忘れてならないのが「ピザ」。その起源は、アラブ圏のパンの一種であるピタがナポリに伝わり、「ピッツァ」と呼ばれるようになったと言われています。また、ナポリのピッツァといえばマルゲリータですが、これは統一イタリア王国の王妃であったマルゲリータ妃が1889年6月にナポリを訪れた際、ブランディというピザ店がイタリア国旗(赤・緑・白の三色旗)を模して、トマト・バジリコ・モッツァレラチーズでピッツァを作り、王妃に捧げたことに由来しているといわれます。ピザ屋さんのリストもご覧ください。
「世界三大夜景」とピザで有名なナポリとは・・・
ナポリの見どころ
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世界三大夜景で有名な「ナポリ」とはどんなところ・・・??
ナポリは、大人気のカプリ島やアマルフィ海岸への旅行の際の拠点としてとても便利な都市です。カプリ島やアマルフィ海岸が大人気ですが、ナポリにも一度は訪れてみたい観光名所が数多くあります。また、ナポリといえば、ピザの発祥の地。是非、本場のピザ試食も忘れないように!!
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