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大理石装飾の「黄金の階段」や総督の即位式が行われた階段・・・
また、中庭奥に配された巨人の階段は、アントニオ・リッツォによって、15~16世紀にかけて作られたもので、新しく就任した総督の即位式が行われた階段。 階段の上のサンソヴィーノ作の海の神ネプチューン像と、戦いの神マルスの像(1554年作)も必見。
1~2階の簡素な回廊とは異なり、内部の階段は大理石装飾の豪華絢爛なもので、「黄金の階段」と呼ばれています。ドージェの権力を見せつけるように使用された金箔(24金)と漆喰と飾られているこの階段は必見。
世界で一番大きい油絵「天国」や「ネプチューン」・・・
絶対に見逃してはならないのは、ヴェネツィア共和国の議員たちが法律を承認したり選挙を行う際に使用した無柱空間「大議会の間(最高議会の間)」。ここには、天地7メートル、幅22メートルの世界最大の規模を誇る油絵であるティントレット(1519~1594年)作の「天国」(1588~1592年)がある。
また、3階から4階にかけての「元老院の間」「四つの扉の間」「十人委員会の間」「ブッソラの間」も必見。「元老院の間」の隣に位置する「4つの扉の間」と呼ばれる部屋には、18世紀のヴェネチア派を代表する 巨匠ジャンバッティスタ・ティエポロ(1696~1770年)の作品、「ヴェネチアに豊かさをもたらすネプチューン(1756~1758年頃)」が展示さ れていて、この作品の右側の女性はアドリア海の女王と讃えられたヴェネツィアを表し、総督(ドージェ)の衣装をまとい、ヴェネツィアのシンボルのライオン を従え、左側の海神ネプチューンが金貨や珊瑚などの財産を女王に献上している姿が描かれ、ヴェネツィア共和国が海を支配し、その海から莫大な富を得ている ことを象徴する作品。
ドゥカーレ宮殿
(Palazzo Ducale)
フィレンツェ Florence
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
世界最大の油絵が飾られ、ヴェネツィア映画祭の会場として有名な、ヴェネツィア・ゴシックの代表建築の宮殿・・・
ドゥカーレ宮殿の必見スポット
ヴェネツィア:その他の観光名所
ヴェネツィア近郊の観光都市
ドゥカーレ宮殿の地図と周辺スポットへのアクセス
サンマルコ広場
(Palazzo San Marco)
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している。
ため息の橋
(Ponte dei Sospiri)
世ため息の橋の下でキスをすると永遠の愛で結ばれるという言い伝えのある橋。
サンマルコ寺院
(Basilica di San Marco)
天井や壁のモザイクなどが素晴らしい、最も有名なビザンチン様式の大聖堂。
リアルト橋
(Ponte di Rialto)
ミケランジェロを抜いてポンテの案が採用されたカナル・グランデ大運河に架かる最古の橋。
ミラノ Milan
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
シエナ Shiena
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
ピサ Pisa
世界一美しいと称される広場。サンマルコ寺院に隣接している
概要
ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)は、共和国の政庁兼宮殿として使用されてきたヴェネツィア・ゴシック様式の代表建築。ドゥカーレ宮殿は、ベネチアの玄関口、サン・マルコ広場にある豪奢な造りの建造物。9世紀に創建され、15世紀に大改築された、共和国の政庁兼宮殿として使用されてきた宮殿。内部に大きな中庭を持ち、それをぐるりと建物が取り囲む形になっている。ベネチア映画祭の会場としても有名なこの宮殿、ヴェネツィア・ゴシック様式の代表建築といわれ、ドゥカーレ宮殿の美しさは、白とピンクの大理石で飾られた壁面と、建物を支えている独特の大小のアーチ列柱。一方で、この宮殿の内部には、15~16世紀に活躍したティントレットなどヴェネツィア派の画家たちの壁画や天井画が並び、その簡素な回廊の造りとは正反対の豪華な装飾が施された天井が見られる。特に「黄金の階段」と呼ばれる美しい様式美は必見。
かつては行政すべてが行われていたドゥカーレ宮殿。現存している部屋は大統領官邸、裁判所、国会議事堂などの役割を果たしていたもので、その他、武器庫や監獄なども見ることができる。その内部には、ヴェネツィアの繁栄や栄光を讃える作品が所狭しと飾られている。ヴェネツィア は、1204年にコンスタンティノープルを戦略し、クレタ島、キプロス島をはじめ、イタリア半島ではパドヴァやラヴェンナ、ヴェローナなども領土に加え、 勢力を拡大した。また、当方見聞録で知られるマルコ・ポーロもヴェネツィア出身で、1271年に東方へ向けて旅立ち、中国(元)のフビライ・ハーンに 仕えた後、1295年に帰国している。「元老院の間」は、ヴェネチアを代表する元老院の議員たちが外交政策や戦争に関する議論を行った部屋。
■サンマルコ広場 (Palazzo di San Marco) 0m 徒歩0分 (行き方の地図)
■ため息の橋 (Ponte dei Sospiri) 39m 徒歩30秒 (行き方の地図)
■サンマルコ寺院 (Basilica di San Marco) 190m 徒歩1分(行き方の地図)
■リアルト橋 (Ponte di Rialto) 750m 徒歩9分
ヴェネツィアは徒歩で移動できる場所に、観光名所が点在しています。世界中探しても似た都市。
ドゥカーレ宮殿に関するインフォメーション
寺院内の所要時間
約10分
チケットの購入について
チケット名
ST. MARK’S SQUARE MUSEUMS TICKET
チケット入場可能な施設と有効期限
このチケットで以下への入場が可能です。また、有効期間は3ヶ月間で、各施設への入場は一度のみ許可されています。
The Doge's Palace、 Museo Correr,、Museo Archeologico Nazionale,、Monumental Rooms of the Biblioteca Nazionale Marciana
チケット料金
通常料金:16ユーロ *大人一人あたりの料金です。
割引料金:8ユーロ *6~14歳の小人、15~25歳の学生*、10名以上の団体グループのエスコート(2名まで)、65歳以上の方、the Ministero per i Beni e le Attività Culturaliスタッフ*、「Rolling Venice Card」所持者、F.A.I会員*
(*IDカードの提示が必要です。)
家族割引:一枚は全額お支払い、それ以外は割引料金対象 *大人2人と小人最低一人(6~18歳)
学生割引:一人あたり5.50ユーロ (対象期間:9月1日~3月15日) *教師の同伴および学校発行の学生名簿の提示が必要です。
入場無料:ヴェネツィア市民・在住者、I.C.O.M会員、0~5歳の小人、介護士同伴の身体障害者、団体グループのガイド・通訳者(事前予約により15枚のチケットをご購入につき1枚無料配布)、MUVEカード保持者。
チケット購入方法
①オンライン予約(英語・イタリア語)
②お電話予約(英語・イタリア語)
+39 0414 273 0892
営業時間:平日 午前9:00~午後1:00、午後2:00~午後6:00
土曜 午前9:00~午後2:00
(*日曜・祝日は営業していません。)
開館時間
4月1日~10月31日
午前8:30~午後7時(最終入場:午後6時)
11月1日~3月31日
午前8:30~午後5:30(最終入場:午後4:30)
団体グループでの入場に関する注意点
10名以上の団体グループの場合、ウィスパーオーディオ機器の利用が必要です。
■オーディオ機器の受け渡しの際、オーディオ機器の破損や紛失に対する責任として、一名が代表者として署名及び身分証明書の提出をしなければなりません。(オーディオ機器返却時に身分証明書は返却されます。)
■ウィスパーオーディオ機器のレンタル料は、一人あたり1ユーロで、現金にてお支払いいただきます。
■ウィスパーオーディオ機器をご持参の方は、446Mhzにご調整ください。
■Doge's Palaceへの無料入場を許可されている方は、オーディオ機器を無料でレンタルできます。
午前8:30~午後7時(最終入場:午後6時)
その他
2013年2月4日~4月23日までは、The Apartment of the Dogeは展示会「MANET. Return to Venice」の準備のため閉鎖されます。
*上記の情報は2013年1月現在のものです。現地にて予期なく変更される場合がありますので、ご注意ください。