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ヘップバーン演じるアン王女のように、スペイン階段でポーズして記念写真
Piazza di Spagna, 00187 Rome, Italy
スペイン広場
(Piazza di Spagna)
マヨルカ島 Mallorca
「ローマの休日」の名シーン、ヘップバーン演じるアン王女がスペイン階段でジェラードを食べた階段のある広場。
スペイン広場の必見スポット
ローマ:その他の観光名所
スペインの観光都市
スペイン広場の地図と周辺スポットへのアクセス
カサ・ミラ
(Casa Mila)
ガウディの代表作の一つで、全く直線の部分がないことが特徴。特に波打つような曲線が印象的な外観。
グエル公園
(Palau Guell)
エウゼビ・グエル伯爵とアントニ・ガウディの夢が作り上げた、1900年から1914年の間に作られた分譲住宅。現在は公園として市民に親しまれています。
カタルーニャ美術館
(Museo Nacional de Arte de Cataluna)
中世から20世紀までのロマネスク美術、ゴシック美術、近代美術などのカタルーニャ美術を中心としたコレクションが集められた美術館。
ピサ Pisa
概要
「スペイン広場」は、オードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」の舞台となり世界中に知られるようになった、ローマの中心部にある広場。いつもローマっ子や世界中からの観光客で賑わっています。
スペイン広場で有名なのは、オードリーがジェラートを食べるシーンで有名な「スペイン階段」。フランチェスコ・ディ・サンクティスにより設計された137段の階段で、波打ったバロック様式のデザインがとても象徴的です。この名称は、正式には「スカリナータ・ディ・トリニタ・デイ・モンティ」といいますが、1725年に、フランスとスペインの平和を願って建てられたもので、広場の南側にスペイン大使館があったことから、このように名づけられたそう。この階段はフランスの寄付によるものだそうで、現在「スペイン階段」と呼ばれているのはなんとも皮肉です。階段上には、古代エジプトのオベリスクがそびえ、その後ろには、左右対称に立つ2つの鐘楼が象徴的なトリニタ・デイ・モンティ教会がそびえ立っています。
スペイン階段前には、有名なベルニーニの父ピエトロ・ベルニーニが1627年に手がけた「舟の噴水(バルカッチャの噴水)」という噴水があります。ベルニーニも父を手伝い完成した噴水で、地面よりも低い位置に設置した舟から水を湧き出させるという難問に、舟を傾けて半分沈めることで水圧を上げ、その問題をクリアしたそうで、彼らの才能を垣間見ることができる作品です。これは、その昔、テヴェレ川が氾濫したとき、ここまで小舟が水で運ばれたという伝えが元となっています。
スペイン広場の西側には、高級ブランドショップが並ぶコンドッティ通り(Via Condotti)、コンドッティ通りより庶民的なコルソ通り(Via del Corso)、バブイーノ通り(Via del Babuino)が交差していて、ウィンドウショッピングには最適なエリアです。
■フォロ・ロマーノ (Foro Romano) 0.5km 徒歩5分
■パルテオン (Pantheon) 1.8m 徒歩20分
■トレヴィの泉 (Fontana di Trevi) 1.6km 徒歩18分
■トレヴィの泉 (Fontana di Trevi) 2.4km 徒歩28分
■ナヴォーナ広場 (Piazza Navona) 2.7km バス・地下鉄30分
■サンタンジェロ城 (Castle Sant' Angelo) 3.4km バス30分
■サン・ピエトロ広場 (Piazza San Pietro) 3.1km バス25分
スペイン広場に関するインフォメーション
所要時間
約20~30分
カサ・バトリョ
(Casa Batllo)
美しい複数の色で飾られたタイルやステンドグラス、建物の曲線を描いた枠など、世界で類のないガウディの傑作の一つ。
ヨーロッパの人気観光都市
ヴェネツィア Venezia
ローマ Rome
バルセロナ Barcelona
映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、こっそり出かけたローマの町。そして、新聞記者との一日限りの恋。その中でも映画のシンボルとも言われるシーンが、このスペイン階段でアン王女がジェラードを食べるワンシーン。ローマに旅行したら、スペイン階段での記念写真は必須です!
残念ながら、ゴミの問題などから、現在は、このスペイン階段での飲食は禁止されていますので、ご注意ください。
スペイン階段の頂上から見渡すローマの景色
スペイン階段を上まで上がると、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラなど、ローマを見渡すことができます。この景色は、是非見ておきたい素晴らしい景色です。
また、スペイン階段の頂上に建てられた教会には、象徴的な左右対称に作られたファザードが象徴的なトリニタ・デイ・モンティ教会で、もともと、ローマとパリの時計が取り付けられていましたが、現在はローマの時間を刻む左側の時計のみ残存しています。